民商ですっきりしましょう!

消費税10%なんでやねん!~全国中小業者決起大会に大阪から90人が参加


 全国中小業者決起大会が1月29日に東京・日比谷公会堂で開催されました。全国から1500人の中小業者が集まり、大阪からも90人が各地域で集めた「消費税の増税中止、5%にもどせ」の署名を手に参加しました。

決起大会の各地の報告では、大阪を代表して豊中民商の出口会長(地質調査)が発言しました。出口さんは高すぎる税金や国保料が払えず差し押さえにあった会員や相談者に民商で励ましながら抗議して解除させた経験を報告。また、大阪全体で取り組んだ「消費税8%に対する影響アンケート」を集めるなかで寄せられた実態を紹介、「消費税の転嫁が難しいうえ、仕入や経費・燃料代などは円安で値上がりして、私たちの営業と暮らしを圧迫しています。さらに消費税8%で、今までの1.6倍もの消費税を納めなくてはいけない」「アンケートで対話した商店街のてんぷら屋さんは『売上が落ち込んでいるなかで、価格に転嫁なんてできない。申告・納税のことを考えると不安』と話していました。営業破壊の消費税増税は何としても中止に追い込み、社会保障の拡充と滞納をはね返すため、大阪は一丸となって頑張ります」と力強く発言しました。壇上では沖縄や福島など各地の取り組みが報告され、来賓の日本共産党からは山下芳生参院議員があいさつしました。

決起大会後は国会に向けてデモ行進。大阪の参加者は、独自で作成した4種類のプラスター(「怒る 大増税させん」黒&赤の2バージョン、「ええかげんにせぇ 消費税10%」、「消費税NO」)でアピール。また、ドラムを持ち込んで「怒りのドラムコール」「なんでやねんコール」で行進。「消費税10% やめてんかー」「物価上がって、単価下がるの なんでやねん!」と、国会周辺で大きな注目を浴びました。

 デモ行進の終了後は、衆参の両議院会館にいって国会議員への要請行動を予定していましたが、時間の関係で持参した署名を日本共産党の議員に預けて終了しました。大阪は消費税の増税中止を求める署名1万2000人分を提出、全国からも増税中止を中心に11万5000人分の署名が寄せられました。帰りの新幹線では「10%の増税を延期させたんは、みんなで頑張った署名の力。中止にさせるまで頑張ろう」「全国の人らから元気をもらった」と盛り上がった参加者、決意をあらたに各地域に戻っていきました。

出口さん  大阪2  大商連

写真(左)=中小業者の実態を報告する出口さん、写真(中・右)=プラスターとドラムで行進する大阪の参加者

 

 

 

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。