民商では、毎年3月13日に「3・13全国重税反対統一行動」といって、地域の労働者や年金者、女性など幅広い人たちと一緒に集会や税務署へのデモ、集団申告に取り組んでいます。1970年に第1回目が行われ、今年で46回目になります。
戦後、日本では「申告納税制度=自分で税額を決めて申告する」が採用されましたが、実際は確定申告時に税務署が中小業者を「呼び出し」、事前調査をもとに推計した所得金額を「申告指導」として、当たり前のように押し付けていました。
そんな税務署のやり方に抗議し、 「自分の税金は自分で決めて自主申告しよう」 「一人で行けば税務署のいいなり。みんなで申告しよう」と、大阪では、1964年に集団申告をスタートさせました。それが全国に広がり、中小業者だけでなく幅広い人たちと一緒に、時々の要求をアピールし、主権者としての権利を行使する場として発展させてきました。
今年は、お天気にも恵まれ
「消費税反対 10%中止 延期じゃ許さん きっぱり中止♪」
「戦争反対 憲法守れ 平和をこわす 安倍はいらない♪」
「カジノはいらない 病院つぶすな 福祉と暮らしに予算をまわせ♪」
「融資を削るな 商売守れ 大阪こわす 都構想反対♪」
などと要求をアピール。
最近ではドラムデモでアピールする民商も。
申告書提出後は、みんなホッとした様子でした。