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東京に憲法守りたい若者が集結!6.22若者憲法集会に行ってきました。


6月22日(日)に、東京で開催された『若者憲法集会』に行ってきました。
(以下、URLのリンクです) http://wakamonokenpou.wix.com/2014-6-22

憲法を壊す動きが強まる中で、「未来を守れ」「自由を守れ」と、憲法の価値を若者自身の言葉で発信しようと、 全国各地から若者が集まりました。 「ブラック企業問題」、「アジアの若者と考える平和主義と安全保障」、「教育と自由を考える」、「紛争解決のプロと話す集団的自衛権」、「落語で憲法を楽しく学び交流しよう」など、多彩なテーマで分科会が開かれました。

ブラック企業問題の分科会では、「ブラック企業に入らないためには、どうしたらいい?」と、高校生から質問が出ました。
それに対して、首都圏青年ユニオン(個人で入れる労働組合です)の神部紅さんは、「そんなものはありません」、「理屈の上では、どんな企業でもブラックになる可能性がある」とバッサリ。「働くルールを学び、労働組合に入って、たたかうことで権利を勝ち取っていくのが大事」と憲法を活かしていくことを強調されていました。

「紛争解決」の分科会では、「紛争解決請負人」の異名をとる、東京外国語大教授・伊勢崎賢治さんが講演。 「米軍ですら、テロとの戦いは、武力では勝てないことを知っている戦後、戦争で一人も敵兵を殺していない日本だからこそ、平和構築で独自の役割が果たせる」と強調。アフガニスタンでゲリラの武装解除をした経験をもとに、安倍政権が進める軍事一辺倒の安全保障政策をバッサリと批判しました。

 

本集会では、イラクで医療支援のコーディネイターをしている高遠菜穂子さんと、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の黒澤いつきさんが発言。

高遠さんは、自身がイラクで人質になった経験をもとに、「武器を持って行っても、お守りになんかならない」「軍隊が行けば、現地で活動しているボランティアが危険な目に合う」と発言。「戦後一度も戦争をしていない日本人だからこそ、現地で支援が出来る」と、非暴力の国際支援の大切さを語っていました。

黒澤さんは、「多くの若者が憲法を変えろという理由は、「景気をよくしてほしい」「古そうだから」と的外れ」と指摘。 そのうえで、「こんな風に考えるのは、憲法自体がよく知られていないから。憲法を知らない若者に、怒っても仕方ない。」「憲法について、楽しく明るく話していけるように、ユーモラスに不断の努力を普段の努力にしていきましょう」と呼びかけました。

集会後のデモは、ヒップホップ調のサウンドデモとドラムデモという、二段構えの構成。
「言う事聞かせる番だ!オレたちが!」「自由を守れ」「平和を守れ」「戦争反対」「集団的自衛権はいらねぇ!」と楽しくリズムにのって、1時間ほどデモ行進。
出発した当初は、500名程の参加者でしたが、沿道からの飛び入りもあって、最終的には800人規模に膨れ上がり、日曜夕方の渋谷の繁華街を占拠!
渋谷騒然の状況をつくりだし、最近は政府のスピーカー役に忙しいNHKも取り上げざるを得ないほど、反響を呼び、日曜夕方のNHKニュースや、海外のメディアにも取り上げられるほどの盛り上がりでした。

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