民商ですっきりしましょう!

業者婦人400人超が集まり、「消費税下げろ」「女性をモノ扱いするな」と府庁周辺をドラムデモ♪


 大商連婦人部協議会(大婦協)は、業者婦人(女性事業主と女性家族従業者)の地位向上を求め運動を続け、今年40周年を迎えます。

6月13日(金)、40周年を記念して「あゆみちゃん集会―第16回地位向上決起集会―」をドーンセンターで開催。府下の民商・婦人部から400人超が参加しました。

集会では、始めに伊礼実行委員長から「日本維新の会の女性議員が『男女共同参画は無駄遣い。慰安婦問題に関する国連からの勧告には、慰安婦はなかったと報告するように』と発言するなど女性の人権を踏みにじる発言が続いているが、ひるまず運動をすすめていこう」と挨拶があり、つづいて、踊りや寸劇も交えながら業者婦人が実態や要求を発言しました。

集会後は、1メートル大のあゆみちゃん人形、おさげ髪をつけた麦わら帽子、鳴り物など婦人部手作りのグッズを持って府庁周辺をドラムデモ。「消費税下げろ♪女性の声聞け♪憲法守れ♪」「えらいこっちゃ えらいこっちゃ 消費税につぶされる♪ えらいこっちゃ えらいこっちゃ 女性蔑視がえらいこっちゃ♪」などと賑やかにコールしました。

<集会での発言の内容を一部紹介します>

●「朝から晩まで家事、子育て、仕事、介護に追われる。産休もなく、産後すぐに仕事を始める。不況でパートの面接を受けると『働いた経験がないと難しい』と言われる。私はずっと仕事をしているのに認められない。中途半端な立場だ。さらに夫までが、私が外出しようとすると『ご飯は?』と聞く。私にもやりたいことがある。私をモノ扱いしないで!『子どもが3才になるまでは母親が家で子育てすべき』という首相、『みなさん愛人を2~3人住まわせて』と暴言を吐く市長、これじゃダメだ。みんなで変えていこう。」

 

●「息子と自動車整備の会社をしている。朝3時から豆腐屋にパートに行き、戻って朝食をとり8時50分の会社の朝礼に間に合うよう毎日必死。少し前までは母の介護もあった。民商に関わるまで、家族従業者の働き分が認められないという所得税法56条のことは知らなかった。商売人の仲間と悩みも共有でき苦しいのは自分一人ではないと元気づけられる。」

 

●「息子が電気工事の仕事している。従業員を数人抱えて給与扱いで申告しているので税金は大変。この間寿司屋さんに注文に行ったら、店主と税込か税別かをめぐり、ギスギスした会話になった。消費税増税で、本間に商売がやりにくくなった。さらなる増税を許さず、『5%に戻せ!』の怒りの声を大きく広げるのは、今でしょ!」

あゆみデモ5

 

 

 

 

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