OBC「髙岡美樹の べっぴんラジオ」(平日3:00~5:40)に大商連・副会長の小迫さんが出演しました!
http://youtu.be/DQAjZwtlp0Y
―今日はスタジオに、大阪商工団体連合会、通称「民商」から、東大阪市で製造業を営んでいらっしゃいます、小迫忠雄さんにお越しいただきました。
小迫さん、こんにちは~。よろしくお願いします。
小迫:よろしくお願いします!
―民商って、私なんかも耳なじみがありまして、「知ってるよ」って思っている方も多いかと思うんですが、具体的にどういう団体でしょうか。
小迫:はい、民商は自営業や小さな会社の経営者が、会費を出しあってつくっている自主的な団体です。地域の会員どうしでつながって、商売を守って伸ばす活動を進めております。
現在、大阪では2万7千人、全国20万人の会員がいます。この会員が街に根づいて、60年以上の歴史があります。
―けっこう歴史があるいんですねぇ!
小迫:今、消費税の増税や円安で、どの商売も大変厳しい状況ですが、民商では地域の会員のつながりを生かして、経営情報誌の発行や、商売の知恵や工夫を交流しています。
そしてまた、行政や国に対して、中小業者への支援や増税中止も要望しています。
―60年以上歴史があるなら、私たちも「民商さん」って耳に馴染みありますもんねぇ。そうでしたか。全国20万人の会員がいらっしゃる訳ですね~。
税金や記帳なんかの活動、これについて教えていただきたいんですが?
小迫:商売人にとって、頭の痛い確定申告や記帳、融資などの問題を「自主計算・自主申告」の立場で解決しています。今年は特に、消費税8%になって初めての確定申告で、税額は増えるし、計算は複雑やし、大変ですわ!
―ほんまですね~!
小迫:民商はね、便利な「消費税計算シート」をつくっています。
―そんなんあるんですね!
小迫:納税がもし大変やったら「納税の猶予」の申請もしています。また、昨年、全事業者の記帳が「義務」化になって、たいへん不安が広がっています。
―記帳が「義務化」になったんですか。
小迫:民商は領収書の整理から帳面のつけ方、複式簿記からパソコン記帳まで、自分の商売に合った記帳を進めています。
まぁ気軽に何でも聞けて、自分でできて分かるようになるのが、私たち民商の良さです。しっかり記帳することで、商売も客観的に見れるし、取引先の銀行や得意先へ信用もアップするので、ぜひお勧めです。
それから、私たちこういう仕事やから、仕事中のケガなどに対応する労災加入の要求が最近増えております。民商の事務組合なら安心なんです。
―だから、小さく商いされているところなんかは「どこに相談いったらええんやろ?」と思ったら、民商に頼ったらいいんですね。
小迫:一番早いですな!
―同じような目線で話を聞いてもらえる訳ですね。
小迫:ほんまそうですわ。全国20万人もいる訳やから、たいがいのところに民商があります。
―(消費税が)8%になったのも大変ですしね~
小迫:これね、若い人はよろしいですわ。お年寄りは計算が(複雑で)でけへん。民商がお手伝いしたらんと、とてもやないけど対応できまへんわ。
―「義務化」された記帳っていうもの、今までしてへんかった作業が増えるわけですか。
小迫:仕事が煩雑になるしね。大変ですわ。その仕事の方が重荷になるかも分からんわね。
―せやから言うて、人雇うわけにもいかんし。でも、さっき言われたように、ちゃんと記帳することでいいこともあるんですね。
小迫:そう。客観的にものが見れるし、ほんまに自分の商売が上手いこといってるのかどうか、こういう判断するのに記帳が一番大事やと思っています。
―そういう話もきいていただけるんですね。
小迫:もちろんそうですねん。それが民商ですからね。
―ぜひみなさん、「困ってるわ~」とか「どうしたらええんかなぁ」って、「実はちょっと足踏みしてるねん」って方は、民商さんに聞いて頂いたらいいですよねぇ。
小迫:そう。そのとおりです。
―何かいろんな活動もされているんですよね?
小迫:地域を元気にせなあかん!ってことで今やったら餅つき、夏には「盆踊り」、秋や春には「祭り」をしたり。また一方で、料理飲食のスタンプラリーなどもしています。
―へ~そうなんですか!
小迫:「健康」にも注意しようと、助け合いの「共済会」をつくって入院見舞金や健康診断なども実施しています。
そして、私にもお母ちゃん、息子がいてますから、婦人部、青年部も独自に楽しく活動しています。
―(自営業者は)やっぱり、サラリーマンしている方とは時間が違うと思うんですよ。同じように製造業してはる方には、お互いのことよく分かると思うんですよ、活動するときもね。
小迫:そうそう。苦労も共通していますしね。
―お父ちゃんのグチ言うてるかもしれませんよ(笑)。
小迫:そうそう。そこはお互い同じですわ(笑)
―健康診断ちゃんと受けてらっしゃいますか、小迫さんは。
小迫:(民商の)共済会に入っていますんで。それはもうええことばっかりやってます。ありがたいことです。
―ぜひみなさんも「それやったら!」と思われたら、ぜひ問い合わせて頂きたいと思います。
小迫:これ(共済会)は月1000円で(加入)いけるんです。
―聞いてみはったらみんな!ねぇ! どこに聞いたらいいですか小迫さん。
小迫:さっきも言いましたように、私たちは大阪府下に56の民商があります。そやから、お近くの民商か、フリーダイヤル0120-22-0000です(22の0が4コ)。お気軽にお問合せ下さい。
―お電話番号もう一回いいますね。メモしといて下さいみなさん!
0120-22-0000
ぜひ「どうしょうかな」「困ったな」「聞いてみたいな」と思ったら、ご相談いただけたらと思います。
今日は小迫忠雄さんにお話をおうかがいしまいた。ありがとうございました~。
小迫:ありがとうございました!
*聞き取りにくい、重複する等の箇所は略記しました。